「・・血の・・味・・・」
それに気づいた瞬間、咄嗟に総司の体を突き放した。
眼を見開き総司を凝視し呟く
「あ・・あんさん・・っつ」
ズブッツ
梅の最期の言葉が何を言おうとしたのか・・・ それは、わからなかった・・・
封印されたのである・・・ 土方歳三の刃によって
沖田総司から一瞬離れた梅の体を 背後より彼女の急所に向けられていた土方の刃がお梅を貫いたのである。
そして、総司は梅の白い首筋に唇を這わすように呟いた。
「芹沢先生がお待ちです・・・早く逝ってあげてください。」
梅は、黙って崩れ落ちた。
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