第一章「島原角屋〜宴」二

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新撰組活劇「幕末新撰組絵巻 沖田総司物語」の小説は縦書きをメインとしていますが、横書き版小説も下段に掲載しています

幕末新撰組絵巻〜沖田総司物語〜第一章「島原角屋 宴」:142頁横文字版小説

 
 沖田総司も酒を飲む・・・一杯・・・そして二杯と

試衛館にいた連中は酒には強い、そこで育った総司もまた笊である。
二合、三合の酒では酔わない・・・いや、酔えないのだ。

酒は酔うからこそ気持ちがよくなり、
それを旨いと感じて飲むものだと思っていた。

だから酔えない自分は酒を旨いとも思わない・・・

自分から飲むこともない・・・

そんなことを考えながら、
ただ・・・見ていた・・・機嫌良く酒を飲む芹澤鴨を・・・


ただ・・・・うつろな目でぼんやりと眺めていた・・・


そして旨いともおもえぬ酒に口をつけた。


さもあろう

土方、沖田、井上、永倉、原田の酒は
すでに水にすり替えられていたのである。
 

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