第一章「怒濤〜永倉新八」三

 「怒濤」三
次頁前頁

■新撰組活劇目録■

■剣術用語刀図説■

- 48 -

■挿絵小説総目録■

■沖田総司絵巻目録■

新撰組活劇「沖田総司絵巻 いつか何処かで」の小説は縦書きをメインとしていますが、横書き版小説も下段に掲載しています

新撰組活劇 沖田総司絵巻 「怒濤」:48頁横文字版小説



 刹那、永倉の刀と総司の帯から抜き取られた鞘がぶつかりあった。

沖田総司は刀を鞘から抜き取らず、霞の構えをもってして、
永倉新八の怒りの刃を受け止めた。


 「どけっ、沖田っつ」怒りに狂った永倉が叫ぶ。


 「退いてくださいっ、永倉さん、今ここでこの女を斬ったら、あなたも切腹になり 
  ます」永倉の怒りを鎮めようと総司もまた叫ぶ。


 「腹ぐらい、この魔物を斬ったあとで切ってやるっ」

永倉の刃が総司の鞘を容赦なく押していく。


 「だめですっ、永倉さんっ、退いてくださいっつ」

永倉の怒りを受け止める鞘が、その激しさに押され始める。


 

■次頁■

■剣術刀用語■

■新撰組活劇■

■小説総目録■

■前頁■

新撰組活劇オンライン ネット小説【幕末沖田総司絵巻 いつか何処かで】