第一章「蜩〜ひぐらし〜」四

「蜩〜ひぐらし」四
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新撰組活劇「沖田総司絵巻 いつか何処かで」の小説は縦書きをメインとしていますが、横書き版小説も下段に掲載しています

新撰組活劇 沖田総司絵巻 「蜩〜ヒグラシ」:27頁横文字版小説



 「ホントですよ・・・ほら、覚えていますか?

  私がまだ十五で、山南さんが試衛館にやってきて、数ヶ月たった頃だから
  ・・・五年ちょっと前ですか・・

  試衛館に剣客が試合を申し込みにきたでしょ、
  それを土方さんが受けて、三本のうち土方さんが二本取ったとたんに、
  相手が土方さんをやじりはじめたじゃないですか」

 「武士でもないものが何が剣術だっ」とかいって

  それを聞いた途端土方さんもみるみる形相が変わって・・・

  まずいなって思ったとき、
  突然、山南さんが 相手の胸ぐらつかんで

 「おのれの剣術の未熟さも見極めれずに何を武士と言うかっ
  剣術極めてこそ真の武士であるっ
  ここにおる土方歳三の剣は真の武士の剣術であるぞっ」

  そういって 相手を一括したんですよ

  かっこよかったなぁ〜」

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